6 月 25 日
北朝鮮による拉致事件が解決するまで経済制裁を解除するな!
 日朝実務者協議において、北朝鮮が「よど号」乗っ取り犯の引渡しと拉致被害者の再調査の実施を表明した事を受け、政府はこれを「一定の前進」と評価し、経済制裁措置の一部を解除する方針を決めました。
 これにより、民間の人道的物資の輸送に限って万景峰92号も新潟港に入港することが出来る事となります。
 拉致被害者家族は、北朝鮮による拉致事件がなんら解決されない中での、制裁措置の中でも象徴的な万景峰92号の入港禁止措置が失われることに大きく落胆しております。
 このたびの北朝鮮の表明は、明らかに米国のテロ支援国家指定解除を狙ったものであり、北朝鮮が云うところの再調査とは、どのような対応をなすのかも疑わしく、なんらの保証も得られておりません。
 横田めぐみさんや曽我ミヨシさんが拉致されてから、30年という歳月が経過する中で、一日々を救出に向けて自分の命を削りながら、活動しているめぐみさんのご両親や曽我ひとみさんの心情を思う時、このたびの北朝鮮に対する経済措置の一部解除という政府の方針については、到底納得する気持ちにはなれないものと推察いたしております。
 そこで、国に対し、「拉致事件の解決無くして、国交の回復無し」の方針のもと、拉致事件の完全解決がなされるまで、経済制裁措置を一切解除しないことを強く要望する意見書を提出し、共産党の反対以外賛成多数で可決され、即日、国会ならびに国の関係する省庁へ送付いたしました。
 わが党は、引き続き北朝鮮による拉致事件の完全解決を目指して、頑張ります!
(意見書PDF)
 
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