自民党防衛問題議員連盟視察報告書（第2班）
視察期間
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平成16年5月11日～5月13日 |
視察目的 |
わが国の防衛体制と自衛隊の現状について現地での視察、研修を行う。
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参加者名 |
団長
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高橋 正、副団長：嵐 嘉明、事務局長：中原八一 |
団員 |
佐藤元彦、上村憲司、小野峯生、目黒正文、尾身孝昭、早川吉秀、
澤野 修、岩村良一、佐藤莞爾、小林林一 （以上13名）
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日程（概要） |
5月11日（火） |
新潟空港発10：15、福岡空港着11：55、航空自衛隊築城基地視察、後、広島に移動、夕食、広島市内で宿泊 |
5月12日（水） |
ホテル発9：00、陸上自衛隊海田市駐屯地、海上自衛隊呉地方隊視察後、ホテルにて自衛隊幹部と懇談会、呉にて宿泊 |
5月13日（木） |
ホテル発8：00、新幹線で新大阪まで、大阪国際空港発12：30、新潟空港着13：25、解散
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陸上自衛隊海田市駐屯地にて |
航空自衛隊築城基地視察・研修
5月11日（火）14：20～16：20
| 築城基地の概要 |
所在地： |
福岡県築上郡椎田町西八田 |
人員： |
約1,600人 |
総面積： |
約82万坪 |
滑走路： |
長さ2,400m、幅45ｍ |
主要装備品： |
Ｆ－15Ｊ要撃戦闘機、Ｆ-1支援戦闘機、Ｔ－２超音速高等練習機、
Ｔ－4中等練習機、ペトリオット地対空誘導弾 |
団長、副団長、事務局長が第1航空団副指令 大村１空佐、同副官 石黒3空佐を表敬訪問。
その後、会議室で基地管理部長の高築2空佐から航空自衛隊と基地の概要等についてブリーフィングを受けた後、わが国の旧海軍航空隊当時の制服や山本五十六元帥直筆の掛け軸等が展示された「航空参考館」及び航空機展示場等を見学。
次に、滑走路までバスで移動し、戦闘機やパイロットの装備等について説明があり、高橋団長がスクランブル発進の指令ボタンを押して、Ｆ－15戦闘機2機によるデモスクランブルが行われた。
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航空自衛隊築城基地航空機展示場にて |
陸上自衛隊海田市駐屯地視察・研修
5月1２日（水）9：40～11：40
| 海田市駐屯地の概要 |
所在地： |
広島県安芸郡海田町寿町 |
人員： |
約1,700名 |
総面積： |
約４５万平方ｋｍ |
見学した装備品： |
9mm拳銃、5.56㎜機関銃、84㎜無反動砲、110㎜、対戦車誘導弾、
120㎜迫撃砲、防護衣、除染セット、初動派遣車両等 |
団長、副団長、事務局長が第13旅団長 奈良陸将補、同幕僚長 上野1陸佐、並びに副官 浜保１陸尉を表敬訪問。
その後、駐屯地内にある「みつや館」（毛利元就の3本の矢の故事にちなんで名付けられた。）で陸上自衛隊の概要や、第13旅団についてのブリーフィングを受けた後、新入隊員の訓練や装備品展示、あるいは、放射能汚染災害対処訓練等の見学を行った。
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第１３旅団の装備品について説明を受ける |
海上自衛隊呉地方隊視察・研修
5月12日（水）13：50～16：10
| 呉地方隊の概要 |
所在地： |
広島県呉市幸町 |
人員： |
約5,000名 |
総面積： |
約80万平方ｋｍ |
主要在籍艦艇： |
護衛艦、訓練支援艦、潜水艦、潜水艦救難艦、掃海艇、輸送艦、
音響測定艦、敷設艦等（総トン数：約13万4千トン） |
到着後、会議室で幕僚長 加藤海将補から歓迎の挨拶をいただいた後、防衛部長 早野１海佐から海上自衛隊の任務と呉地方隊の概要等についてブリーフィングを受けた後、明治19年に「呉鎮守府庁舎」として起工され、現在も海上自衛隊呉総監部の庁舎として使用されている赤レンガ造りの建造物等を見学。
その後、2班に分かれ、潜水艦「はるしお」と「あらしお」の艦内に入ってそれぞれの艦長から仕様等の説明を受けてから、艦内を見学して終了。
18：00から呉阪急ホテルにおいて、陸自第13旅団長、同幕僚長、海自呉幕僚長等の出席を得て、視察参加者全員とで懇談会を開催。
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| 「潜水艦あらしお」の前で |
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