女川原子力発電所等の視察を行いました。

11月21日から22日の二日間にわたり、三富団長を先頭に県議団の有志22名が、東北電力女川原子力発電所、仙台火力発電所、西山地熱発電所を視察しました。
最初の視察地である女川原子力発電所へ向かう途中に石巻市内を視察しましたが、被災直後に訪れ視察した時に比べ、ガレキ等が撤去されたものの、当時のままの建物も散在するなど、さらなる復旧・復興に向けた支援が必要と感じました。
女川原子力発電所では、被災時の状況と更なる安全性向上に向けての取り組みについて、説明を受けました。
発電所関係者の「30年に一度、大きな津波被害にあってきた経験が生かされて、この地に発電所が建設されたことで、無事に冷温停止できたと感謝している。すべて先人のおかげ」との言葉が印象に残ります。
翌22日は、世界でも指折りの高効率な、ガスタービンコンバインドサイクル発電所である仙台火力発電所と併設されているソーラー発電の仙台太陽光発電所を視察しました。
その後、福島県柳津町に向かい、環境負荷が少ない自然エネルギーを活用した日本最大の発電量を誇る西山地熱発電所を視察しました。
1泊2日の強行軍でしたが、原子力、最新鋭の高効率ガスコンバインド発電、自然エネルギーである太陽光、地熱発電といずれも内容が濃く、今後の議会での議論に資するに有意義な視察となりました。

 

 

午前7時30分に県議会庁舎を出発!

津波で倒壊したビルが残る女川町の市街

 

 

女川原子力発電所PRセンターで、厳しいチェックの後にレクチャーを受けました

津波被害に対応するために、さらなる安全性の向上に向けて建設中の防潮堤の説明を受けました

 

 

東北電力の役員及び発電所関係者の方々から説明を受けました

仙台火力発電所では、模型を使いガスタービン発電の仕組みについての説明を受けました

 

 

仙台太陽光発電所は、現在、一般家庭約600世帯分の年間消費電力量に相当する年間約210万kwhを発電中!

高効率なガスコンバインド発電所と自然エネルギーを活用する太陽光発電とのコラボレーションのワンショット

 

 

 西山地熱発電所の仕組みについて説明を聞きました

秋田火力発電所から遠隔操作されている西山地熱発電所コントロールセンターで説明を受けました

 

 

西山地熱発電所では、発電効率の向上が大きな課題となっています

西山地熱発電所PR館は、発電の仕組みをパネル写や模型でわかりやすく説明されてました