福島第一原発・楢葉遠隔技術開発センター・福島給食センターを視察しました!

 10月27日から2日間の日程で、我が党県議12名が福島第一原発並びに楢葉遠隔技術開発センター、福島給食センターへの視察を行いました。
 午前8時30分に県議会正面をバスにて出発、予定通り午後12時にJヴィレッジへ到着、さっそくコンベンションホールに移り、1号機から4号機の状況等について概要説明を受けました。
 福島第一原発へ移動後、すぐに入構準備をおこない発電所構内並びに免震重要棟の緊急時対策室を視察しました。構内は基本的にバス移動による視察ですが、1号機~4号機の外観の見学に際しては降車し、近くで建屋の状況を確認することができました。視察を通して、平成24年の視察時に比べて、作業員の皆さんの労働環境が大きく改善していることを実感しました。
 2日目は最初に楢葉遠隔技術開発センターを視察しました。こちらは福島第一原発の廃炉に向けて、放射線量が高い所でも作業ができる、ロボット等の遠隔技術の開発研究が行われており、研究棟ではVRシステムにより福島第一の原子炉建屋内を3Dで再現する作業の準備が進められており、その場にいるような感覚を体験できました。
 続いて福島給食センターを訪れました。ここでは福島第一原発で従事する7,000名の作業員の方に温かい食事を提供しています。県産食材の使用と温かい食事の提供による、作業環境の改善がなされるとともに食の力で廃炉の推進と福島の復興に貢献していることが強く感じられました。

※福島第一原発の構内視察写真は、撮影不可の箇所があるため確認後アップいたします。 
 


会議冒頭に視察の目的について述べる三富佳一団長

司会進行を行う桜井甚一政調会長

議員団への挨拶を行う東京電力 石崎代表執行役

増田常務執行役から概要説明を受ける

楢葉遠隔技術開発センターの外観

センターの概要についてレクを受ける議員団

VRシステムの説明を受ける議員団

視察先の福島給食センターに到着

センターの開所効果について説明を聞く県議団

使用する調理器具・食器の説明を受ける県議団