県議団が東北被災地を視察しました!

6月1日から二日間の日程で、我が党議員15名が宮城県の南三陸町さんさん商店街、気仙沼カフェK-port、岩手県仙台市の東北電力・研究開発センター、仙台市若林区の荒浜小学校を視察しました。

一日目の南三陸町では、震災より6年が経過し、この2017年3月3日に仮説から移転し本設オープンとなった「さんさん商店街」を視察しました。
28店舗で構成されている商店街を、各自が訪問し、震災時の様子や仮設からの移転までの経緯について話を聞くとともに、新たな商店街の現状と魅力等について聞き入っていました。
 また、防災対策庁舎跡に設置されている献花台を訪問するとともに、主店街でも被災時の話を伺い、被災当時の悲惨さが思い浮かびました。
商店街の皆さんからは、少しずつですが復興に向けて前に進んでいるとの話しも聞けたことから頑張って欲しいと願っております。

二日目は、東北電力・研究開発センターを訪問し、最初に東北電力の新潟県管内の現状についてブリーフィングを受けたのち、更なる再生可能エネルギー導入拡大に向けた取り組みに向けて、この春から研究がなされている水素製造システムについての説明を受けました。
説明後には、水素製造装置、水素貯蔵タンク、燃料電池等を実地に見学し説明を受けました。
水素製造システムの見学・説明が終了したのちには、坂本取締役副社長をはじめ、役員の方々とエネルギー問題についての意見交換が行われ、現状や課題について積極的な意見交換が行われました。
東北電力での視察が終了した後は、東日本大震災において、児童や教職員、地域住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せた「震災遺構・荒浜小学校を視察しました。
この建物は今春から、
被災した校舎のありのままの姿と被災直後の写真展示等により、来館者に津波の威力や脅威を実感していただき、防災・減災の意識を高める場とすることを目的に、本校舎を震災遺構として公開されております。
大震災において、2階まで津波が押し寄せ、津波による犠牲者を再び出さないため、震災遺構として公開されています。
改めて、震災による津波被害の甚大さを認識するとともに、常日頃の避難訓練の重要性や現場の判断の重要さについて認識させられました。
 


雨の中、南三陸さんさん商店街を視察

震災前、震災後の説明パネルの写真を見る議員団

震災前、震災後の写真をみる議員団

昼食は新鮮な海鮮丼をいただきました!

渡辺謙・南果歩夫妻の灯台カフェ、気仙沼K-port

東北電力・研究開発センターでブリーフィング

水素製造装置の説明を受ける

屋上に設置した太陽光発電の説明を受ける

水素貯蔵タンクの説明を受ける

意見交換会の様子

震災遺構、荒浜小学校

3.11荒浜の記憶映像を上映中!