令和8年度当初予算編成に向けて県連四役が知事へ申し入れ

要望書を花角知事に手交する岩村幹事長、中村総務会長、高橋政務調査会長、与口議会対策委員長

県連四役(岩村良一 幹事長、中村康司 総務会長、高橋直揮 政務調査会長、与口善之 議会対策委員長)は、12月26日、令和8年度当初予算編成に向けた要望書を花角知事に手交しました。

今回の要望では、令和8年度県予算は国の経済対策に対応し、令和7年度補正予算と一体として編成することが重要であるとの考えを示した上で、県民生活を守り、持続可能な地域づくりを進めるための重点施策について積極的な対応を求めました。

主な内容としては、まず、本県の基幹産業である農林業について、農林業者が意欲を持って活動できる環境を整備するため、農地の大区画化や中山間地域におけるきめ細やかな農業農村整備、スマート農業の導入支援などを通じて、生産性向上と農業者の所得確保を図り、持続可能な農業を実現するよう働きかけました。
また、令和6年能登半島地震等の教訓を踏まえ、防災・減災や国土強靱化の抜本的な強化も要望の重要な柱としました。インフラの老朽化対策、流域治水の推進、ライフラインの強化、気象・地震等の監視体制の高度化など、ハード・ソフト一体の事前防災の充実を図り、県民の命と暮らしを守る体制づくりを求めました。
さらに、観光分野では、地域活性化につながる持続可能な観光地域づくりを進めるため、地域資源のコンテンツ化や魅力発信を強化するとともに、国内航空の利用拡大を含む交通ネットワークの機能強化を図ることを提案しました。
以上の重点分野を中心に、県民の安心と地域の未来を守るための政策が確実に実行されるよう、今後も県との連携を深めながら取り組みを進めてまいります。

要望書はこちらをご覧ください。