県連女性部東北復興支援研修会を行いました。

1019日・20日県連女性部は、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町と女川町の両町で東北復興支援研修会を行いました。

19日 南三陸町では役場担当者から復興状況について説明を受けたのち、旧防災対策庁舎へ向かいました。高さ12メートルの建物に14メートルもの津波が押し寄せたということで、鉄骨や手すりは大きく歪んでおり当時の被害の大きさを改めて実感いたしました。その後、志津川地区にある南三陸さんさん商店街を視察いたしました。この商店街は経済産業省の「がんばる商店街30選」を受賞したこともあり、大変活気づいていました。その後は役場で佐藤 南三陸町長から当時の状況そして現在の復興状況を詳しく伺いました。

20日 女川町では須田 善明 女川町長のご提案で、町長自ら女川町内を案内していただきました。カタール政府から約20億円の資金提供を受けて建設された冷凍冷蔵施設「MASKAR(マスカー)」や、住民に安全な居住環境を確保するための切土・盛土作業の様子を視察いたしました。

県連女性部としては初の被災地での研修会でしたが、大変有意義なものとなりました。


南三陸町旧防災対策庁舎

南三陸さんさん商店街

南三陸さんさん商店街を視察する女性部員

わかめや昆布をはじめとした特産品が多数売っていました

佐藤 仁 南三陸町長

町長の説明に聞き入る女性部員

須田 善明 女川町長

山を削り、盛土をしている様子